新興市場銘柄ダイジェスト:メルカリが急落、CRI・MWは大幅反発

材料
2018年12月19日 15時30分

<3698> CRI・MW 3235 +105

大幅に4日ぶり反発。セブン&アイ・ホールディングス<3382>が運営する総合通販サイト「オムニ7」に採択されたと発表している。ライブアクトプロは、オムニ7のほかセブン&アイ傘下のそごう・西武のサイトにも広がっており、今後、グループ内の各種サイトでも展開される予定という。

<4385> メルカリ 2020 -93

急落で上場来安値を更新。英国子会社Mercari Europe LtdとMerpay Ltdを解散し、清算することを決めたと発表。CtoCマーケットプレイス「Mercari」の拡大に取り組んできたが、期待する水準の事業確立には至らなかった。概算で2億円前後の費用が19年6月期または20年6月期に発生すると見込まれる一方、計14.4億円の株式評価損が税務上認容され、法人税等軽減の見通し。

<3966> ユーザベース 1793 +41

5日ぶり反発。グループ会社のニューズピックスがソーシャル経済メディア「NewsPicks」でNHK「クローズアップ現代+」の年末スペシャル(放映日は20日)とコラボすると発表している。指導者による選手への暴力やパワハラ問題で揺れた日本のスポーツ界について深掘りするという。NHKとのコラボでNewsPicksの読者増加が期待できるとの見方から買いが集まっている。

<6190> PXB 780 +104

ストップ高。「ヒト肝細胞を有するキメラマウス」のホストマウスとして使用しているcDNA導入ウロキナーゼ型プラスミノーゲンアクチベーター・トランスジェニックマウスについて、日本、米国、欧州、中国に続いてカナダで特許登録されたと発表している。本特許のマウスは従来に比べて長期間の実験が可能。今回の特許登録により、出願した全ての国及び地域で知的財産権が強化されたことになる。

<4575> CANBAS 489 +4

3日ぶり反発。準備を進めていた抗癌剤候補化合物CBP501臨床試験(フェーズ1b試験)拡大相について、最初の実施施設で倫理委員会を通過し、被験者募集を開始したと発表している。対象癌腫は膵臓癌および直腸大腸癌。また、19年6月期の営業損益を従来予想の8.51億円の赤字から6.11億円の赤字(前期実績は5.39億円の赤字)に上方修正している。営業費用が少額に留まり、赤字が縮小する。

<1717> 明豊ファシリ 500 +13

大幅続伸。25日から東証第2部に市場変更すると発表している。同社は「資本的にも人的にも独立・中立な立場を維持した独自のCM(コンストラクション・マネジメント=発注者支援サービス)を展開し、事業の継続的な成長と企業価値の向上を通じて、社会貢献に努める」とコメントしている。2部上場で投資家層が拡大するとの期待から、買いが入っている。

<2370> MDNT 66 +1

4日ぶり反発。JUNTEN BIOとの間で、JUNTEN BIOが学校法人順天堂と共同開発中の臓器移植後の拒絶反応の抑制を目的とした再生医療等製品の製造技術の開発委受託契約を締結したと発表している。順天堂大学大学院医学研究科アトピー疾患研究センターで確立された免疫寛容を誘導する細胞加工技術は、これまで腎移植、肝移植を受けた患者への臨床研究に用いられているという。

《DM》

提供:フィスコ

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