明日の株式相場見通し=1000円安の後遺症で下値模索、投資家のリスク回避続く

市況
2018年12月25日 17時15分

あす(26日)の東京株式市場は、きょうの1000円を超える日経平均株価の急落の後遺症で投資家のリスク回避姿勢が一段と強まることが予想され、買い物薄のなか小口の換金売りで値を下げる銘柄が目立ちそうだ。

市場関係者からは「株価下落の背景が、トランプ米大統領の政権運営の不安定さに対する投資家の先行き懸念にあるだけに、根本的な解決には時間が必要。株安と連動して外国為替市場で急激な円高・ドル安が進行していることも、日本企業の業績見通しを悪化させる要因だ。ただ、日経平均のPERやPBR、騰落レシオ25日移動平均など、複数の株価指標はいずれも“極端に売られ過ぎ”のシグナルを発しており、自律反発でもある程度の水準までリバウンドする可能性は十分ある」との見方が出ていた。

25日の東京株式市場は、日経平均が暴落となり1万9000円台前半まで一気に売り込まれた。5日続落でこの間の下げ幅は2300円を超えた。日経平均株価終値は、前週末比1010円45銭安の1万9155円74銭と大幅安で5日続落した。

日程面では、黒田日銀総裁が経団連で講演、日銀金融政策決定会合議事要旨(10月30~31日開催分)に注目。海外では、米10月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数が焦点となる。ボクシングデーの祝日で主な欧州株式市場は休場。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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