高島屋は底堅い動き、第3四半期11%営業減益も悪材料出尽くし感強まる
高島屋<8233>は底堅い動き。12月28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(2018年3月~11月)連結決算は、売上高6595億9500万円(前年同期比1.6%増)、営業利益193億8300万円(同10.7%減)、純利益114億3800万円(同21.0%減)となったことを受けて、朝方の株価は昨年来安値を更新したが、悪材料出尽くしとの見方から下値には買いが入っている。
高額品や化粧品が好調だったほか、インバウンド需要も好調に推移し売上高は増収を確保したが、9月に開業した日本橋店新館の費用などが利益を圧迫した。
なお、19年2月期通期業績予想は、売上高9270億円(前期比2.1%増)、営業利益310億円(同12.2%減)、純利益205億円(同13.4%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)