電子部品株が売りに押される、全般上昇相場でもアップル・ショックの余韻拭えず

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2019年1月9日 13時39分

太陽誘電<6976>、TDK<6762>、ローム<6963>、アルプスアルパイン<6770>など電子部品株は全般強調相場に逆行して軟調な値動きをするものが目立っている。前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数など主要株価指数は上昇したものの、半導体関連株は総じて売りに押される展開となった。

市場では「太陽誘電は直近のモルガン・スタンレーMUFGの投資判断引き下げに反応した形だが、同業態の銘柄にも買い手控えムードが広がっている。韓国サムスン電子の決算が冴えなかったことや、米アップルの業績先行きに不安が募るなか、電子部品セクターはショートカバー(空売りの買い戻し)は入ってもそれに続く実需の買いが見込みにくい。」(準大手証券ストラテジスト)と指摘される。日本の大手電子部品メーカーはiPhoneの有力サプライヤーでもあるが、アップルの18年10~12月期の売上高が、従来予想比最大で10%減の840億ドルにとどまる見通しに下方修正された余韻を今なお引きずっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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