今後ドルの代替銘柄としての金相場に注目が集まる?! サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

経済
2019年1月15日 13時22分

皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は金市場についてのレポートをご紹介します。パウエルFRB議長発言やFOMC議事要旨がハト派寄りで米利上げペースが緩やかになるとの観測となっているなか、10日の為替市場でドル円はドル安円高となりました。

松永さんのブログ『松永総研』では、『ドル安が進む可能性が高まっており、「ドルの代替銘柄としての金相場」への注目がより高まりそうです』と考察しています。また、1月5日付けのゴールドマン・サックスのレポートについて、『「パウエルFRB議長の4日の発言を受け、金融当局が利上げを停止する可能性が高まった。」』、『「ドルには一段と下振れる余地が生まれている。」』と指摘されていることを伝えております。

加えて、FRBが9日に発表したFOMC議事要旨について、『「金融市場のボラティリティーや世界の成長を巡る懸念増大といった最近の動向により、今後の政策引き締めの適切な程度と時期は以前より明確でなくなったとの見解を参加者は示した。」と記載されておりました』との伝えており、『金融市場や世界経済に対する懸念拡大を受けて、FRBが利上げに慎重になるとの見方が広がりました』と考察しています。

そして、『こうしたFOMC議事要旨や先週のパウエルFRB議長発言を受けてドル安がしばらく続く可能性もあります』とする一方で、『日本円に関しては、米国株が堅調地合いを続けている間は、それほど円高に心配する必要もないのかもしれません』との見解との見解を示しています。参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の1月10日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《HH》

提供:フィスコ

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