米国株見通し:米中貿易摩擦の緩和期待続くか

市況
2019年1月18日 18時44分

S&P500先物  2642.00(+ 6.75) (18:15現在)

ナスダック100先物  6738.25(+18.25) (18:15現在)

18時15分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は90ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比0.40ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、18日の米株式市場は買い先行で始まりそうだ。

米財務省は前日否定したが、ムニューシン財務長官が通商交渉での中国側の譲歩を引き出すため、現在実施中の対中関税の緩和を提案したとの報道が本日のアジア市場で蒸し返されており、米中貿易摩擦の緩和期待が再燃している。中国商務省は「引き続き市場アクセス拡大を進め、外国人投資家の法的権利保護を強化する」と表明している。NY原油先物は、株高による需要回復思惑から買い優勢の展開が見込まれる。

本日発表となる米経済指標は、12月の鉱工業生産と設備稼働率、1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値。鉱工業生産とミシガン大学指数は前月を下回ると予想されており、景気減速が改めて懸念され、株式市場にネガティブな材料となる可能性がある。

《KK》

提供:フィスコ

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