マザーズ先物概況:3日ぶりに大幅反落、新規の手掛かり材料に乏しく買い見送りムード強まる

市況
2019年1月21日 17時07分

21日のマザーズ先物は前週末比15.0pt安の926.0ptと3日ぶりに大幅に反落して取引を終えた。高値は963.0pt、安値は917.0pt、取引高は4726枚。

本日のマザーズ先物は3日ぶりに大幅反落して引けた。米中通商協議の進展期待から先週末18日のNYダウが上昇、日経平均も続伸したことから投資家心理が改善し、朝方はマザーズ市場にも買いが先行、マザーズ先物にも好影響をもたらした。また、マザーズ市場で時価総額トップのサンバイオ<4592>が再生細胞薬の新規適応症に慢性期脳出血プログラムを追加したことで大幅高を演じたこともマザーズ先物を押し上げたほか、指数寄与度の高いメルカリ<4385>やMTG<7806>といった時価総額上位銘柄が堅調に推移したことも支援材料になった。ただ、「米中は知的財産(IP)問題でほとんど進展がない」と海外メディアが報じたことなどから、目先の利益を確保する売りが広がったほか、21日の米国市場は休場となるだけに、市場では「国内での手掛かり材料はなく、次第に買い見送りムードが強まった」との声が聞かれた。

本日のマザーズ市場では、25組を超えるアーティストが参加する若者向けフェスクルーズの販売を開始したことが引き続き材料視されたベストワンドット<6577>や直近IPO銘柄のベルトラ<7048>がストップ高まで買われた。

《DM》

提供:フィスコ

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