コラム【アナリスト夜話】:寿命150歳の資産運用か(マネックス証券チーフ・アナリスト大槻奈那)

経済
2019年1月23日 11時14分

今年最初の夜話です。遅ればせながら、本年もよろしくお願いします。 1月3日の日経1面は、「寿命150歳」という記事でした。そこで、臓器等の若返り効果が期待されるNMN(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)という新物質が紹介されていました。アメリカ在住の研究者と日清製粉グループのオリエンタル酵母との共同研究です。

最近足腰の衰えを感じているので、早速、ネットでこの物質のサプリを購入しました。人への効果はまだ不明なようですが、「これから100年生きられるなら今までの2倍近いことにチャレンジできるかも」…などと、早くも“寿命の皮算用”中です。

一方、今朝の日経新聞1面は、老後不安がテーマでした。いまどき郵送調査なので、バイアスはかかっていると思いますが、お金への不安を持つ人が7割、65歳以降も働くつもりという人が6割と極めて高くなっていました。

まして、150歳まで生きられる時代が来るなら、夢は広がるものの、経済的な不安も高まるでしょう。少しでも資産運用に役立つ情報を発信するよう頑張らねば、と思いを新たにしました。

なお、購入したあと気づいたのですが、実験でマウスに投与したNMNの量は、1日に100mg/kg以上とのこと。人間の女性なら1日に5,000mg程度、つまり、購入したサプリを毎日1ボトルずつ飲むという量です。効果を得る道のりはなかなか険しそうです・・・

一応しばらく続けて、その効果は1年後くらいにアップデートしたいと思います。

マネックス証券 チーフ・アナリスト 大槻 奈那

(出所:1/21配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より、抜粋)

《HH》

提供:フィスコ

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