逆風下でも成長堅持!10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 1月28日版

特集
2019年1月28日 19時00分

25日から3月期決算企業の18年4-12月期(第3四半期累計)決算発表の集中期間に突入した。米中貿易摩擦の激化で中国景気にブレーキがかかっており、輸出関連企業を中心に業績見通しへの懸念が強まっている。また、国内でも個人消費の伸び悩みや人件費上昇が逆風となるなど、4-12月期決算シーズンでは業績下方修正する企業が相次ぐと見る向きが多い。一方、企業業績に弱気の見方が増えるなか、足元で増収増益を堅持する企業への人気は高まりそうだ。

本特集では、本日発表された決算の中から、直近3ヵ月の10-12月期(第3四半期)に増収増益を達成した銘柄をリストアップしてみた。下表は、10-12月期に売上高と経常利益がともに前年同期を上回って着地した14社を選び出し、増益率の高い順に並べた。

なかでも足元の業績が上向き、3四半期以上連続で増収増益を達成した企業は持続的に成長する可能性が高い。経済環境の改善が進んだ際には、業績成長の加速が期待できる銘柄候補として注目していいだろう。

※決算発表の集中期間(2月14日まで)は、その日に発表された決算で増収増益を達成した銘柄を、速報ベースで毎日19時ごろに配信します。

1月25日版 逆風下でも成長堅持!10-12月期【増収増益】リスト 22社選出

┌ 経常利益 ┐  ┌ 売上高 ┐  増収増益 対通期 予想

コード 銘柄名    増益率 10-12月 増収率 10-12月 連続期数 進捗率  PER

<5936> 洋シヤタ     222   635  25.9  6105     1  73.1  5.7

<6617> 東光高岳    79.5  1154   4.1  22597     1  33.0 20.4

<4816> 東映アニメ   70.8  4829  46.2  16242     1  85.3 16.9

<6161> エスティック  45.5   544  52.9  2035     6  95.2 18.2

<9909> 愛光電気    41.9   105   3.4  2886     2   101 12.0

<4113> 田岡化     38.7  1004  15.5  6718     3  85.1  6.5

<7461> キムラ     37.1   595  10.5  9053     2   135 14.6

<7970> 信越ポリ    29.9  2604  12.9  22919     8  84.8 10.6

<9037> ハマキョウ   17.5  3383  20.1  33349     9  81.1 11.3

<9782> DMS     12.0   439   7.4  7205     3  84.6 11.3

<9629> PCA     10.3   279  17.4  2919     1  65.0 21.4

<9058> トランコム    9.8  2198   8.3  40505     6  80.2 13.3

<4185> JSR      9.7  15211  19.0 130853     2  79.0 11.6

<9663> ナガワ      5.0  1133   5.5  7331     1  65.1 29.4

※売上高、経常利益の単位は百万円。増益率、増収率は前年同期に比べた増加率、単位は%。連続期数は四半期ベースの連続回数。対通期進捗率は経常利益の通期計画に対する4-12月期の進捗割合、単位は%。

※今期最終赤字を見込む企業は除いた。

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