OTSが続伸、神経芽腫に対するOTS167の抗腫瘍効果に関する論文公表

材料
2019年2月1日 9時07分

オンコセラピー・サイエンス<4564>が続伸している。この日の寄り前に同社が開発中のがん幹細胞の維持に重要な分子であるMELKを標的とした阻害剤「OTS167」に関して、共同研究者のシカゴ大学医学部中村祐輔教授のグループとシカゴ大学医学部・神経芽腫研究グループによって論文が公表されたと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

神経芽腫は交感神経幹や副腎髄質から発生し、小児の悪性固形腫瘍では2番目に多い腫瘍。今回発表の論文では、OTS167によるMELK阻害が神経芽腫細胞の増殖を抑制することを報告したもので、神経芽腫モデルマウスでは、OTS167投与により腫瘍増大の抑制及び生存期間の延長が確認されたという。また、MELK阻害により抗がん剤や放射線治療の神経芽腫細胞に対する効果が強くなることを確認したとしており、これらの結果により、OTS167が神経芽腫の新たな治療法になる可能性を示唆したとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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