テクマトリックス---3Qは営業利益が64.8%増、売上高及び各利益全て過去最高

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2019年2月1日 18時46分

テクマトリックス<3762>は1月31日、2019年3月期第3四半期(2018年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.7%増の184.41億円、営業利益が同64.8%増の15.48億円、経常利益が同38.6%増の14.93億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同39.8%増の9.55億円となった。

情報基盤事業では、負荷分散装置の販売において、Office 365との連携ソリューション等新しい需要の開拓にも努め、受注は堅調だった。主力の次世代ファイアウォールや、フォレンジック製品、Webサイト脆弱性監査ツール等の販売は官需・民需を含め堅調で、受注が増加している。

加えて、ネットワーク端末脅威対策プラットフォーム製品、次世代型メールセキュリティ製品、AIを活用した次世代アンチウィルス製品等の新しい分野のセキュリティ対策製品も順調に受注実績を積み上げている。また、セキュリティに関連する運用・監視サービスの売上やストレージ製品も順調に受注を伸ばしている。

アプリケーション・サービス事業は、医療分野では、医療情報クラウドサービス「NOBORI」の順調な受注が継続し、累積契約施設数は増加している。医知悟も契約施設数、読影依頼件数、従量課金金額が堅調に推移した。CRM分野では、次世代製品の市場への投入、大手システム・インテグレーターやテレマーケティング・ベンダーとの業務提携、クラウド需要の拡大、知名度の向上と実績の拡大に伴い堅調な引合いが継続しており、大型案件の受注実績も増加。ASEAN地域での受注実績も増加している。

ソフトウェア品質保証分野では、ソフトウェアテストツールの受注が堅調で、大手自動車メーカーとの車載向けテストツールの提供における戦略な取り組みが順調に進捗している。

また、インターネットサービス分野では既存顧客向けシステム開発案件、BIツールの販売が堅調で、受託開発事業においても、採算性の良い案件の受注が増加し、売上、損益面は計画値を上回って推移している。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比4.2%増の245.00億円、営業利益が同15.6%増の22.00億円、経常利益が同5.6%増の21.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.3%増の13.90億円とする期初計画を据え置いている。

《MH》

提供:フィスコ

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