ジェイテック---3Qは営業利益が243.9%増、両セグメントともに増収増益

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2019年2月4日 13時36分

ジェイテック<2479>は1月31日、2019年3月期第3四半期(2018年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.0%増の23.61億円、営業利益が同243.9%増の1.74億円、経常利益が同250.1%増の1.74億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同157.0%増の1.18億円となった。

主力事業である技術職知財リース事業において、自動運転技術を備えた自動車の開発や、IoT関連分野の開発に伴う制御系ソフトウェア開発へのテクノロジスト需要が増加した。また、営業施策の強化や、テクノロジストの高付加価値業務への配属を推し進めたことにより、契約単価は前年同期を上回った。費用面では、人材獲得強化のため採用費が前期より増加した一方で、業務効率化による販売費及び一般管理費の抑制を推し進めた。

セグメント別では、技術職知財リース事業の売上高は前年同期比3.0%増の22.51億円、セグメント利益は同42.2%増の4.02億円となった。建築関連分野の顧客企業からの取引が前年同期より減少したものの、産業用機器関連分野の取引が増加し、契約単価引上の促進や新入社員の早期派遣稼働により利益率を改善した結果、増収増益となった。

一般派遣及びエンジニア派遣事業の売上高は前年同期比2.9%増の1.09億円、セグメント利益は同195.0%増の0.16億円となった。情報処理関連分野の顧客企業からの取引が前年同期より増加したことや、のれんの償却費が無くなったことによる販売費及び一般管理費の減少により、増収増益となった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.1%増の31.79億円、営業利益が同147.3%増の1.91億円、経常利益が同150.0%増の1.90億円、親会社株主に帰属する当期利益が同254.2%増の1.19億円とする1月28日に公表した業績予想を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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