今日の為替市場ポイント:米国株高などを意識してドル買い継続の可能性

通貨
2019年2月5日 8時35分

4日のドル・円相場は、東京市場では109円43銭から109円85銭まで上昇。欧米市場でドルは一時110円16銭まで上昇し、109円89銭で取引を終えた。

本日5日のドル・円は、主に109円台後半で推移か。米長期金利の上昇や米国株高を意識して、リスク選好的なドル買いは継続する可能性がある。

豪準備銀行(中央銀行)5日に今年最初の理事会を開催し、政策金利(キャッシュレート)を決定する。今回も1.50%に据え置きとなることが確実視されている。市場関係者の間では、「現時点で政策金利を変更する強い根拠はない」、「金融当局は債務や賃金伸び悩み、住宅価格下落が消費へのリスクになると判断している」、「インフレ加速につながる材料は特に見当たらない」、「米中貿易協議の進展を見極める必要がある」などの理由を挙げて「豪準備銀行の政策金利は長期間据え置きとなる可能性が高い」と想定しているようだ。

豪準備銀行は利上げを急がない方針を改めて表明すると予想されるが、米中貿易協議で有意義な進展があった場合、経済見通しに影響を与える可能性があることから、米中貿易協議の進展が世界経済や金融政策に与える影響について、声明文で言及する可能性がある。

《CS》

提供:フィスコ

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