ニッカトーは急反落、19年3月期営業利益予想を上方修正も市場予想に届かず

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2019年2月5日 9時14分

ニッカトー<5367>は急反落。4日の取引終了後、19年3月期の単独業績予想について、売上高を100億円から105億円(前期比8.1%増)へ、営業利益を10億7000万円から11億5000万円(同11.4%増)へ上方修正したが、営業利益で13億円強を見込んでいた市場予想に届かないことから、失望売りが出ているようだ。

上方修正は、主力のセラミックス事業がIoTや自動車の電装化に伴い、活況な電子部品業界の需要拡大を受け好調に推移したほか、工場稼働率の高稼働に加えて合理化・生産性の向上に努めたことも寄与した。また、エンジニアリング事業も受注・販売に注力した結果、売上高が増加し損益面も改善した。なお、製品回収損失引当の見積りを検討しているため、純利益は7億6000万円(同1.1%増)で据え置いている。

同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高80億3000万円(前年同期比14.8%増)、営業利益9億6000万円(同20.1%増)、純利益6億7200万円(同20.4%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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