ソフトブレーン---18年12月期は2ケタ増収増益、主力事業が堅調に推移

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2019年2月6日 7時52分

ソフトブレーン<4779>は30日、2018年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比13.6%増の91.88億円、営業利益が同30.0%増の12.33億円、経常利益が同30.2%増の12.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.2%増の7.96億円となった。

営業イノベーション事業の売上高は前期比12.8%増の46.92億円となった。利益面については、オフィス移転等による諸経費の増加等を増収効果によりカバーし、セグメント利益は同17.0%増の8.43億円となった。営業面では引き続きセミナー開催などを通じて新規顧客の開拓を推進し、既存顧客への更なる利用促進のために、従来の活用支援サービスに加え集合型ユーザー研修を強化した。当期間は、主力商品であるCRM/SFAソフトウェア「eセールスマネージャー」の販売がクラウド型を中心に堅調に推移した。

フィールドマーケティング事業の売上高は前年同期比18.4%増の37.63億円、セグメント利益は同35.6%増の3.17億円となった。北海道および広島エリアにサテライトオフィスを開設し、大手消費財メーカーを中心に新規顧客開拓を強化し、POB事業では、大手共通ポイント会員に対するPOB会員拡大を推進した。当期間は、フィールド活動一括受託などのストックビジネスが引き続き好調に推移したことに加え、店頭構築などのスポット案件も堅調となり、売上が伸長した。

システム開発事業の売上高は前年同期比5.8%減の4.19億円、セグメント利益は0.20億円(前期は0.22億円の損失)となった。当期間は、一部大型案件の取引規模縮小の影響により減収となった。一方、費用面では、プロジェクト管理の徹底による収益性改善の見直しを図るなどコスト抑制に取り組み、売上高費用比率は改善した。

出版事業の売上高は前年同期比2.1%増の3.13億円、セグメント利益は同198.1%増の0.52億円となった。当期間において、売上面では堅調な販売を背景に増収となった。利益面についても、増収効果に加えコストの抑制に取り組み改善した。

2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.1%増の99.30億円、営業利益が同7.0%増の13.20億円、経常利益が同6.4%増の13.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.4%増の8.40億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

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