コスモスイニシア---3Q純利益66.6%増、レジデンシャル事業が大幅な増益

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2019年2月8日 12時44分

コスモスイニシア<8844>は7日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.2%減の583.71億円、営業利益が同23.8%増の24.15億円、経常利益が同42.8%増の23.07億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同66.6%増の22.44億円となった。

当年度における、新築マンション及び新築一戸建の引渡計画に対する契約進捗率は、18年12月31日現在それぞれ92.9%、81.2%であり、投資用不動産の販売も順調に進捗していることから、業績は概ね計画通りに推移している。

レジデンシャル事業の売上高は前年同期比10.6%増の249.33億円、セグメント利益は同5.0倍の8.46億円となった。新築マンションの一戸当たりの平均価格が上昇したことや、新築一戸建及び中古マンションの引渡が増加したことに加え、新築マンションの売上総利益率が前年同期比1.9ポイント改善の19.5%となった。

ソリューション事業の売上高は前年同期比5.6%減の255.27億円、セグメント利益は同11.3%減の25.85億円となった。不動産サブリースの転貸が増加したことや「MIMARUシリーズ」のホテル運営を本格的に開始した一方で、一棟投資用不動産の引渡が第4四半期連結会計期間に集中し減少したこと、販売費及び一般管理費が増加したことなどにより減収減益となった。

工事事業の売上高は前年同期比15.5%増の72.66億円、セグメント利益が0.18億円(前年同期は2.95億円の損失)となった。オフィス改修工事の受注が増加したことや、売上総利益率が改善した。

海外事業の売上高は前年同期比68.6%減の9.53億円、セグメント利益は同67.9%減の0.64億円となった。第1四半期においてホテル・リゾート運営事業から撤退したことにより、減収減益となった。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比4.1%増の1,050.00億円、営業利益が同7.8%増の52.50億円、経常利益が同9.9%増の48.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.1%増の44.00億円とする期初予想を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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