大王紙が後場急落、原燃料価格の高騰など響き19年3月期業績予想を下方修正

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2019年2月8日 12時44分

大王製紙<3880>が後場に入り急落している。午後0時30分ごろ、19年3月期の連結業績予想について、売上高を5500億円から5400億円(前期比1.6%増)へ、営業利益を180億円から100億円(同9.6%減)へ、純利益を100億円から35億円(同11.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

ホーム&パーソナルケア事業で、国内及び海外のベビー用紙おむつの販売計画の未達が見込まれることに加えて、紙・板紙事業で11月以降、古紙価格が想定よりも1割程度高値で推移し原燃料価格が高騰していることが響く見通し。また、物流コストが上昇していることや、三島工場で今年1月に発生した火災の影響により一部生産設備の操業を停止したことなども利益を押し下げるとしている。

なお、同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高3970億4700万円(前年同期比1.1%増)、営業利益73億5900万円(同16.7%増)、最終利益28億6000万円(同40.7%減)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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