トーカイ---3Qは健康生活・環境サービスのレンタル売上好調で増収、利益面は診療報酬改定のマイナス影響続くもわずかに改善

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2019年2月8日 18時18分

トーカイ<9729>は7日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.2%増の871.77億円、営業利益が同11.6%減の51.49億円、経常利益が同9.9%減54.10億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同18.7%減の34.18億円となった。

健康生活サービスは、売上高が前年同期比12.2%増の451.43億円、営業利益は同5.3%減の39.80億円となった。病院関連事業及びシルバー事業でレンタル売上が順調に推移したことに加え、子会社1社を連結化したことで増収となったが、クリーニング設備製造事業の減収に伴う減益や、営業力強化に伴う人件費等およびレンタル資材費の増加等により減益となった。

調剤サービスは、売上高が前年同期比2.7%減の313.90億円、営業利益は同31.0%減の18.34億円となった。診療報酬改定の影響で減収減益となったものの、新規出店や技術料の回復などにより、2Qと比較して状況はわずかに改善した。

環境サービスは、売上高が前年同期比10.4%増の104.81億円、営業利益は同91.6%増の7.72億円となった。リースキン事業が順調に推移したうえ、連結子会社が1社増加し増収となった。前期に発生した事業譲受に係る一時的な費用の減少等により大幅増益となった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.9%増の1,168.96億円、営業利益が同5.8%減の71.95億円、経常利益が同4.0%減の75.44億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.8%減の51.34億円と初期計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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