村田製は５％超の大幅高、５Ｇ基地局向けコンデンサーの需要に思惑
村田製作所<6981>は５％を超える大幅高。前週末８日は全体波乱相場に引きずられて４７０円安と売られたが、きょうはその下げの倍返しの戻り足をみせている。アップルのｉＰｈｏｎｅなどスマートフォン向けセラミックコンデンサー需要の減速を嫌気され、同社の株価は昨年１１月から今年１月にかけて大きく売り込まれた。しかし、好決算を受けて２月１日にマドを開けて急反騰してからは動きが一変、目先筋の売りものをこなし上値指向が強い。セラミックコンデンサーは車載向けが好調なほか、基地局向けも需要旺盛で収益に貢献している。５Ｇ関連インフラが拡大する過程でセラミックコンデンサーの新たな需要が創出されるとの思惑も買い人気を増幅させている。
出所：みんなの株式（minkabu PRESS）