ジオマテック---3Qフラットパネルディスプレイ市場での需要減速の影響により減収

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2019年2月12日 13時55分

ジオマテック<6907>は8日、2019年3月期第3四半期連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.2%減の47.79億円、営業損失が3.04億円(前年同期は1.37億円の利益)、経常損失が2.35億円(同1.55億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が7.41億円(同1.47億円の利益)となった。

FPD用基板の売上高は前年同期比25.5%減の23.79億円となった。スマートフォン向け液晶パネル用帯電防止膜は、米国スマートフォンメーカー向けなどで安定的に推移したが、タッチパネル用透明導電膜は、中国スマートフォンメーカー向けやカーナビゲーション向けで市場の伸びが鈍化する中、受注が大幅に減少したことから厳しい状況で推移した。 そのため、同社の保有する有形固定資産(製造設備)につき、減損損失5.00億円を計上した。

その他製品の売上高は同9.8%増の23.99億円となった。多種多様な製品・分野向けに薄膜製品の販売活動に取り組み、カバーパネル向け反射防止・防汚膜やプロジェクター向け光学膜の受注が増加した。

2019年3月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比12.0%減(前回予想比7.6%減)の62.00億円、営業損失が5.20億円、経常損失が4.60億円、親会社株主に帰属する当期純損失が9.70億円としている。

《SF》

提供:フィスコ

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