フルキャストHDの上値指向強い、毎期増配で自社株買いなど株主還元評価

材料
2019年2月14日 11時05分

フルキャストホールディングス<4848>が上値指向を強めている。労働市場は人手不足の状況が続いており、アルバイト紹介を主軸とする人材紹介サービスが好調、前週8日に発表した18年12月期の営業利益は前の期比33%増と大幅な伸びを示し、19年12月期も前期比16%増の68億3000万円と2ケタ伸長を見込んでいる。登録者数も順調に伸びており、収益成長の基盤もしっかりしている。また、増配や自社株買いなど株主還元にも積極的な点も評価材料。13年12月期に14円配を実施して以降、毎期増配を続けており、19年12月期は前期実績比6円増配の38円を計画。また8日には、発行済み株式数の1.17%にあたる45万株、約8億円を上限に自社株買いも発表しており、これらを好感した継続的な買いを引き寄せている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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