NY株式:NYダウ103ドル安、小売セクターに売りが広が

市況
2019年2月15日 7時00分

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は103.88ドル安の25439.39、ナスダックは6.58ポイント高の7426.95で取引を終了した。12月小売売上高が9年ぶりの大幅減少となったほか、週間新規失業保険申請件数が予想より増加し、売りが先行。その後は、米中交渉や政府機関の閉鎖回避を楽観視する見方から下げ幅を縮小した。トランプ大統領が与野党が合意した予算案に署名する一方で、非常事態宣言にも署名し、早ければ来年前半にもメキシコ国境の壁建設予算を獲得する方針が伝えられた。セクター別では、メディアや不動産が上昇する一方で食品・飲料・タバコや保険が下落した。

清涼飲料のコカ・コーラ(KO)やストレージ大手のネットアップ(NTAP)は、決算内容が予想を下振れ下落。ネット小売のアマゾン(AMZN)は、地方議員や地元反発などを理由に、NYでの第2本社建設計画を白紙撤回し軟調推移。一方で、原油相場の上昇で、エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が堅調推移。ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)は、決算内容が好感され上昇した。

マーケット終了後に、メディアのCBS(CBS)が発表した10-12月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を下振れた。時間外取引で下落して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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