川辺---3Q増収、各セグメントが堅調に推移

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2019年2月15日 12時17分

川辺<8123>は13日、2019年3月期第3四半期(18年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.4%増の119.87億円、営業利益が同10.8%減の1.44億円、経常利益が同1.5%増の2.56億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.8%増の1.60億円となった。

身の回り品事業の売上高は前年同期比0.4%増となった。自社直営店など他販路での売上向上が功を奏した。ハンカチーフは、新ブランドの導入や百貨店店頭でのイベント活動を積極的に展開したことで市場占有率は向上したが、既存ブランドの低迷が影響し、前年同期比1.5%減となった。スカーフ・マフラーは、新ブランドを投入したことで市場占有率は向上したが、暖冬傾向が影響して前年同期比2.7%減となった。タオル・雑貨は、直営店の出店及び売上好調に加え、OEMの販売が引き続き好調に推移し、前年同期比14.9%増となった。

フレグランス事業全体の売上高は前年同期比8.6%増となった。引き続き百貨店におけるメゾンブランド商品の販売と、ホールセールにおける主力のラグジュアリーブランド商品の売上が伸長した。

全事業としては前年同期と比べ、売上は伸長したが、売上総利益が減少し営業利益は前年同期と比べ減少した。一方、経常利益は営業外費用の減少から増加した。特別損益は、投資有価証券売却益0.89億円の計上及び投資有価証券評価損0.50億円の計上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期と比べ増加となった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.0%増の166.00億円、営業利益が同23.7%増の4.70億円、経常利益が同20.7%増の5.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.3%増の3.40億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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