豪ドル週間見通し:もみ合いか、1月雇用統計や総裁証言に注目

通貨
2019年2月16日 14時50分

■上昇、米中協議の進展期待で買い強まる

先週の豪ドル・円は上昇。旧正月連休明けの中国株高や鉄鉱石価格の上昇を好感して豪ドル買いが先行。トランプ米大統領の「米中貿易協議の進展次第で、3月1日の関税期限を延長も」との発言を受けて、リスク選好的な豪ドル買いが強まった。取引レンジ:77円73銭-79円24銭。

■もみ合いか、1月雇用統計や総裁証言に注目

今週の豪ドル・円はもみ合いか。1月雇用統計やロウ豪準備銀行総裁の半期議会証言が材料になる。ロウ総裁の証言では、「次の金利の動きの可能性はより均衡」と政策スタンス中立への転換が改めて示されるとみられ、リスク選好的な豪ドル買いは抑制される可能性が高いとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・19日:豪準備銀行の2月理事会議事要旨

・21日:1月雇用統計(12月:失業率5.0%、雇用者数増減+2.16万人)

・22日:ロウ豪準備銀行総裁が半期議会証言

予想レンジ:77円50銭-80円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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