東京株式(寄り付き)=続伸、米中貿易交渉の行方にらみ買い手控えムードも
20日の東京株式市場は買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比43円高の2万1346円と続伸。
前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら続伸、約3カ月ぶりの高値で引けており東京市場でもリスク選好の流れが継続している。ただ、日経平均は今週に入って400円を超える上昇をみせていることから、目先利益確定売り圧力も意識される場面。ワシントンで再開した米中貿易交渉の行方を見極めたいとの思惑もあり、買い手控えムードも漂う。日経平均ベースの騰落レシオは前日時点で過熱ゾーンとされる120%を上回っており、これも警戒感につながりやすい。
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に非鉄、海運、卸売など。一方、値下がりで目立つのは石油、鉱業、精密機器など。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)