NY株式:NYダウ63ドル高、FOMC議事録を好感

市況
2019年2月21日 7時00分

米国株式相場は上昇。ダウ平均は63.12ドル高の25954.44、ナスダックは2.30ポイント高の7489.07で取引を終了した。朝方は、FOMC議事録や米中交渉を見極めたいとの思惑から小動き。FOMC議事録では、量的緩和によって膨らんだバランスシート縮小の年内終了について連銀当局者の意見が概ね一致したが、今後の利上げ方針については意見が分かれた。発表後に株価は一時下落したものの、引けにかけて上昇に転じた。セクター別では、素材や自動車・自動車部品が上昇する一方で食品・生活必需品小売や不動産が下落した。

薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は、通期の一株利益見通しが予想を下振れ大幅下落。航空大手のサウスウエスト航空(LUV)は、政府機関閉鎖による悪影響を理由に業績見通しを引き下げ下落。電気自動車のテスラ(TSLA)は、法務顧問の退社が嫌気され売られた。一方で、GPS電子機器のガーミン(GRMN)は、決算内容が好感され大幅上昇となった。

半導体のアナログ・デバイセズ(ADI)の11-1月期決算は市場予想に一致し堅調推移となった。昨年末にかけての半導体需要の後退は一服したとの見方が広がっている。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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