マザーズ指数は4営業日続伸、バイオ関連がけん引、アンジェスはストップ高比例配分/マザーズ市況

市況
2019年2月21日 16時31分

21日のマザーズ指数は、バイオ関連物色が活況になり、4営業日続伸となった。一部メディアにて、遺伝子治療薬「コラテジェン」が厚生労働省の専門家会議で薬事承認の手続きに基づき承認されるとの報道のあったアンジェス<4563>のほか、後述する材料のあったソレイジア<4597>やそーせい<4565>を中心にバイオ関連に個人投資家による関心が向かうなか、サンバイオ<4592>も強い動きをみせて指数を押し上げた。また、米国と中国が貿易協議の決着に向けた、知的財産権保護や為替などに関する6つの覚書を作成しているとの報道が伝わり始めると、後場にかけて一段の上昇となった。なお、売買代金は概算で1172.24億円。騰落数は、値上がり127銘柄、値下がり134銘柄、変わらず11銘柄となった。

値上がり率上位では、前述の通り報道のあったアンジェスがストップ高比例配分となり、中国で疼痛緩和口腔用液「エピシル」の医療機器輸入販売承認を取得したことを発表したソレイジアがストップ高水準まで買い進まれたほか、レアジョブ<6096>やKudan<4425>が2ケタ上昇となった。売買代金上位では、サンバイオが6%を超える上昇となったほか、メルカリ<4385>、フーバーブレイン<3927>、リネットジャパン<3556>、内分泌疾患治療対象の新規低分子HTL0030310で第1相臨床試験開始したことを明らかにしたそーせいも上昇。一方で、ベルトラ<7048>、UUUM<3990>、オンコリス<4588>、フィンテックグローバル<8789>は軟調。

《SK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.