<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2019年2月22日

市況
2019年2月22日 17時09分

今週の日経平均終値は21425円51銭、前週末比524円88銭高でした。

日経平均は今週も500円単位の上昇をみせて13週移動平均線(2万799円)を明確にクリアしてまいりました。日足でも75日移動平均線(2万1160円)を超えており中期トレンド上で明るい兆しが相次いでいます。一方、東証1部の出来高は今週の上昇局面で一段と細っており、本日などは10億株を割り込む(本年最低を記録)など買い手がまったく広がっていない状況が鮮明です。米中貿易協議がうまく行くなら今は売る理由がないので、こうした超薄商いでも指数は上昇できるのでしょう。しかし、これが市場の期待通りでなかった場合は反動も大きく、せっかくクリアした75日移動平均線も再度下回ってしまうことだってあります。トランプ大統領の気まぐれな政策や鈍化に向かう世界景気などを考えると、本来なら強気に転じたい75日移動平均線超えも、もう少し様子を見極めて真偽を判断したいというのが本音です。足元の流れは決して悪いものではありませんが、外国人が日本株の現物をまだ売り越しているというのも急いで買いを考えなくてもいいひとつの根拠です。(ストック・データバンク 編集部)

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