2月22日のNY為替概況
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円89銭から110円56銭まで下落し、110円70銭で引けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)高官の講演を控えてハト派発言を織り込む米債利回りの低下に伴うドル売り、ムニューシン米財務長官が中国との貿易協議において、通貨操作に関する合意が成立したと明らかにしたことを受けたドル売りが優勢となった。その後、黒田日銀総裁が追加緩和の可能性を示唆すると円売りも再開した。
ユーロ・ドルは1.1316ドルまで下落後、1.1356ドルまで反発して1.1330ドルで引けた。
低調なドイツの2月IFO企業景況感指数受けたユーロ売りが継続したのち、ドル売りが強まり反発。
ユーロ・円は、125円65銭まで戻したのち、125円38銭まで再び下落した。
ポンド・ドルは、1.2968ドルから1.3080ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、1.0025フランから0.9988フランまで下落した。
[経済指標]
・特になし
《KY》
提供:フィスコ