エレマテックは小動き、１９年３月期業績予想を下方修正も反応限定的
エレマテック<2715>は小動きとなっている。前週末２２日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、売上高を１９８０億円から１８５０億円（前期比５．７％減）へ、営業利益を６６億円から６３億円（同２．８％減）へ、純利益を４５億円から３３億円（同２４．６％減）へ下方修正したが、市場の反応は限定的のようだ。
スマートフォン関連部材の販売が低調に推移していることに加えて、物流費の増加などが利益を圧迫した。また、連結子会社からの配当方針を見直したことに伴い、海外連結子会社の留保利益に対して、将来の配当受取り時に納付すると想定される税金総額を繰延税金負債として約１１億円計上することにし、この結果、法人税等調整額が大幅に増加することも最終利益を押し下げる。
出所：みんなの株式（minkabu PRESS）