三越伊勢丹はマイナスに転じる、2月度既存店売上高は3カ月連続前年割れ
三越伊勢丹ホールディングス<3099>は、全般相場につれ午前中はしっかりとなっていたものの、後場はマイナスに転じている。前週末1日の取引終了後、2月度の国内百貨店事業売上速報を発表しており、三越伊勢丹合計の既存店売上高は前年同月比1.6%減と3カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気されている。
ラグジュアリーブランドをはじめとする高額品は堅調に推移したものの、3月のオープンに向けて大規模リモデルを実施している伊勢丹新宿本店メンズ館の改装工事や大型催事の後ろ倒しが響いたほか、気温の変動が激しかったことなどで、ボリュームゾーンの春物アイテムが伸び悩んだことが響いた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)