J・TEC堅調、富士フイルムと東京医科歯科大学との特許ライセンス契約を材料視

材料
2019年3月5日 14時21分

ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>が堅調な動きとなっている。富士フイルムホールディングス<4901>はきょう、東京医科歯科大学と半月板損傷を対象とした自家間葉系幹細胞の移植技術に関する特許ライセンス契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。

これは、半月板を損傷した患者に対して、小さな傷口で施術可能な関節鏡により滑膜由来の自家間葉系幹細胞を用いた細胞浮遊液を投与するもので、東京医科歯科大学の再生医療研究センター長である関矢一郎教授が世界で初めて開発した技術。富士フイルムは今後、この技術に加え、幅広い製品で培い進化させてきたエンジニアリング技術や、日本で初めて再生医療製品を市販した子会社のJ・TECが持つ細胞培養や品質管理に関する技術・ノウハウなどを生かした、半月板損傷を対象に滑膜幹細胞を用いた再生医療製品の実用化を進めるとしている。

なお、J・TECは東京医科歯科大学が実施している自家間葉系幹細胞の半月板損傷を対象とする医師主導治験に用いられる治験品の製造を受託している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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