日本電産がEV用インホイールモータの試作品を開発

材料
2019年3月5日 15時47分

日本電産<6594>がこの日の取引終了後、電気自動車(EV)用に、インホイールモータの試作品を開発したと発表した。

現在のEVは、車台に搭載したモータからシャフトを介して駆動力を伝達する方式が主流だが、インホイールモータは駆動輪のホイールの中に小型化したモータを搭載。トランスミッションやドライブシャフトなどによる摩擦抵抗がないため、高効率となり小型・軽量化を図ることができるほか、駆動輪ごとの独立制御によるTCS(トラクションコントロールシステム)やESC(横滑り防止装置)の性能向上も期待できるという。

今回の試作品は20インチのホイールに収まるサイズで、32キログラムと小型・軽量ながら、1つで1800ccクラスのガソリンエンジンに相当する出力を発生するという。後輪駆動、前輪駆動、四輪駆動いずれの方式にも対応が可能であり、同社では23年ごろの量産を目指すとしている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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