フルスピードが急落、アドテクノロジー事業における市場環境変化の影響大
フルスピード<2159>が急落している。前週末8日の取引終了後、19年4月期の連結業績予想について、売上高を210億円から202億円(前期比6.1%増)へ、営業利益を16億4000万円から12億円(同10.9%減)へ、純利益を9億7000万円から6億2000万円(同24.3%増)へ下方修正したことが嫌気されている。
アドテクノロジー事業において、検索アルゴリズムやITPなどの市場環境の変化が想定より大きいことに加えて、海外展開及びメディアを含む新規事業などのインキュベーション領域への先行投資などにより人材関連費などが増加したことが要因。また、アドテクノロジー事業に関する減損損失を反映したことも最終利益を押し下げたとしている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(18年5月~19年1月)決算は、売上高154億1200万円(前年同期比7.8%増)、営業利益9億3800万円(同10.7%減)、純利益4億7800万円(同10.9%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)