三井不、住友不など不動産株の上昇際立つ、緩和環境のなかオフィス需要も旺盛

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2019年3月13日 10時21分

三井不動産<8801>が3日続伸で昨年12月初旬以来の高値圏に浮上。時価2800円近辺は昨年6月以来9カ月にわたる上値のフシとなっており、この水準を突破できるかが注目される。また、住友不動産<8830>も3日続伸で、こちらは2015年8月以来、3年7カ月ぶりの高値水準と気を吐いている。

今週14~15日の日程で日銀金融政策決定会合が行われるが、日銀は緩和政策を緩める気配はなく、状況によっては今後更なる追加緩和も辞さずの構えを黒田総裁は示していることで、不動産セクターにとっては改めて追い風が意識されている。一方、東京都心のオフィス空室率は直近で統計以来の最低水準となっているほか、賃料についても60カ月以上連続して上昇している状況だ。こうした好収益環境が不動産株への資金流入を誘発している。また、信用取組は両銘柄とも売り長で、空売り筋の買い戻しを背景に株式需給面も上値が軽くなっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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