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2019年3月20日 5時30分
注目

前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

■シルバエッグ <3961>  1,290円 (+254円、+24.5%) 一時ストップ高

シルバーエッグ・テクノロジー <3961> [東証M]が急反騰、一時ストップ高。同社は18日、香港の人工知能(AI)・機械学習ベンチャー特化型スタートアップアクセラレーターであるZeroth社と業務提携したと発表。今後の事業展開などが期待されているようだ。同社はこの提携に基づき、子会社を通じてZeroth社に50万ドルの投資を行う予定。同社はZeroth社がサポートする有望な新技術や商用サービスの日本市場への投入を行い、戦略的なビジネスの機会創出を図るとしている。

■シライ電子工業 <6658>  420円 (+80円、+23.5%) ストップ高

シライ電子工業 <6658> [JQ]がストップ高。多言語で展開されている電化製品やガジェットの話題を扱うインターネット雑誌のエンガジェット(Engadget)が、任天堂 <7974> が自社スマートフォンの発売を検討しているかもしないと伝えた。さらに報道では、任天堂が「自社のNintendo Switchと統合できるゲーム用スマートフォンの発売を検討しているとの憶測がある」としている。同社は京都に本社を置くプリント配線板専業メーカーであり、任天堂が2019年2月末時点で同社株の2.4%保有している。市場では、この報道が同社株の刺激材料となり買いが殺到しているとの見方が出ていた。

■Mマート <4380>  1,751円 (+300円、+20.7%) ストップ高

Mマート <4380> [東証M]が連日ストップ高。同社は業務用食材の卸サイト「Mマート」を運営するが、同サイトへの出店数が増勢で収益伸長が続いている。eコマース市場の拡大が顕著となるなか、数ロットでまとめ買いすることで安価となる「割安大量販売市場」や「大口一括販売市場」を新規開設するなどで需要取り込みを図っている。今20年1月期は2ケタ増収を見込み、営業利益は前期比45%増の2億1200万円と大幅な伸びを見込んでおり、これが投機筋の琴線に触れ、一気に株価の居どころを変えている。好業績を背景に今期は年10円の初配当を実施する計画で、これも株価を刺激している。

■窪田製薬HD <4596>  893円 (+150円、+20.2%) ストップ高

窪田製薬ホールディングス <4596> [東証M]が連日のストップ高に買われ昨年来高値を更新した。米航空宇宙局(NASA)と共同開発契約を締結し、宇宙飛行中の宇宙飛行士の網膜の状態を調べる小型光干渉断層計(OCT)を開発することを好感している。同OCTは宇宙飛行士がよくかかる眼疾患の早期発見に用いるもの。

■Oak <3113>  176円 (+28円、+18.9%)

Oak キャピタル <3113> [東証2]が続急騰。19日正午ごろ、投資先企業のノースエナジーがIPOの準備を開始すると発表しており、これを好感した買いが入った。ノースエナジーは、オリックス <8591> や地元金融機関と連携し、全国の一般投資家や法人向けに太陽光・小型風力による再生可能エネルギー発電システムのパッケージ販売および自社発電所の運用を展開しており、Oakは投資事業の一環として57.0%を出資している。ノースエナジーでは、更なる事業拡大を図るためIPOの準備に入っているとしており、株式売却益や含み益の拡大を期待した買いが入ったようだ。

■デュアルタップ <3469>  738円 (+100円、+15.7%) ストップ高

デュアルタップ <3469> [東証2]がストップ高。同社は東京でワンルームなどの投資用マンション販売を展開、海外不動産の仲介も手掛けている。18日取引終了後、マレーシア政府系企業のサイバービュー社と提携合意したことを発表、マレーシア経済特区「サイバージャヤ」への日本企業進出を支援する計画で、これによる業容拡大に期待した買いが集中する格好となった。

■プロト <4298>  1,855円 (+202円、+12.2%)

プロトコーポレーション <4298> [JQ]が大幅に6日続伸。18日、東証が同社を25日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料視された。発表を受け、TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■レアジョブ <6096>  3,110円 (+299円、+10.6%)

レアジョブ <6096> [東証M]が急反騰で昨年来高値を更新。同社は19日、シンガポールで英会話学校を展開するジオス・ランゲージセンターの全株式を取得し、完全子会社化すると発表。ジオス社の子会社化は、アジアでの事業展開を見据えてグローバル水準のR&D拠点とすることなどが主な目的。株式譲渡完了は4月2日を予定している。

■ユビAI <3858>  853円 (+69円、+8.8%)

ユビキタス AIコーポレーション <3858> [JQ]が3連騰、1月上旬以来となる800円台を回復した。テクニカル的にも週足三角もち合いが煮詰まり、大勢トレンドは上放れの動きを強めている。ネットワーク対応の組み込みソフト開発を手掛け、IoT関連分野のソリューションで優位性を持つ。米オンボード・セキュリティ社と公開鍵暗号技術(NTRU)の国内販売総代理店契約を締結しており、そのなかで、量子コンピューターによる解析を防ぐ暗号化技術の展開を強化している。このほか、量子コンピューターに関する商用案件が国内で立ち上がってくれば、同関連製品の輸入販売に前向きに取り組む構えで、株価は大きく見直される可能性がある。

■東亜建 <1885>  1,617円 (+117円、+7.8%)

東証1部の上昇率2位。東亜建設工業 <1885> が続急伸。18日大引け後、19年3月期の連結最終利益を従来予想の20億円→26億円に30.0%上方修正。増益率が14.3%増→48.6%増に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益が発生することなどが最終利益を押し上げる。業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の20円→30円(前期は20円)に大幅増額修正したことも支援材料となった。

■SIG <4386>  848円 (+53円、+6.7%)

SIG <4386> [JQ]が続急伸、昨年12月初旬以来3ヵ月半ぶりの高値圏に浮上した。頻発化するサイバー攻撃に対する防御が官公庁・民間を問わず喫緊の課題となっている。そのなか、同社は顧客が有する課題に総括的に対応するセキュリティーコンサルをはじめ、セキュリティー監視、マルウェア解析、統合サーバセキュリティー、指紋認証ソリューションといった情報セキュリティーに幅広く対応、収益機会を広げている。インフラ・セキュリティーとしては標的型攻撃マルウェア対策クラウドサービスなど、クラウド関連で需要を取り込んでいる。時価総額は50億円弱と小型で足が速い。一方で出来高流動性にも富んでおり、水準訂正高を狙った投資資金の攻勢が続いている。

■JMC <5704>  1,343円 (+70円、+5.5%)

JMC <5704> [東証M]が続急伸。同社は3Dプリンターと砂型鋳造で部品などの生産を手掛けている。18日、取引終了後、同社初となる医療機器の薬事を取得したことを発表。対象製品であるカテーテル被覆保護材「セキュアポート IV」を4月中旬に販売開始する予定で、これを材料視する買いを呼び込んだ。株価は底値圏で5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫っており、テクニカル的にも買いが入りやすい局面にあった。

■理経 <8226>  240円 (+12円、+5.3%)

理経 <8226> [東証2]の物色人気加速、商い急増のなか一時11%高に買われ、約1年2ヵ月ぶりの高値更新。需給相場の様相を呈してきた。IT関連機器の商社でドローンや防衛関連、更に人工知能(AI)分野でも高実績を持つ。次世代通信規格5Gでは早い段階から同規格に対応したMIMOアナライザーのメンテナンスを展開。また、アンリツ <6754> をはじめ通信関連メーカーに5G関連部品を納入しており、今後は同分野でのビジネスチャンス拡大に市場の関心が高まっている。

■シダー <2435>  217円 (+10円、+4.8%)

シダー <2435> [JQ]が続急伸。大和ハウス工業 <1925> が18日の取引終了後、シダー株91万8000株(発行済み株数の8.00%)を19日付で買い付けると発表しており、これを好材料視した買いが入った。大和ハウスによると、今回の株式買い付けはシダーとの取引拡大を目的としており、良好な取引関係の維持、強化を図るのが狙いとしている。また、シダーはSOMPOホールディングス <8630> 傘下の損害保険ジャパン日本興亜との資本・業務提携を解消すると発表した。12年8月からの資本・業務提携で一定の成果が出たとして、今後は独自の成長戦略を推進できるようにすることが望ましいと判断したという。なお、損保ジャパン日本興亜側が保有するシダー株34.0%については、17.1%をシダーの協業先や取引先などに売却する予定で、残り16.9%分については検討中としている。

■日立 <6501>  3,575円 (+144円、+4.2%)

日立製作所 <6501> が商いを伴い大幅4日続伸。市場では「同社株に米国のマクロ系ファンドによるリバランスの買いが入っている」(国内証券マーケットアナリスト)と指摘されている。ここにきて、大口資金のリバランスの売り買いが観測され、内需外需を問わず大型株が上下にボラティリティを高める傾向にある。同社株については、IoT関連事業の利益率を高める方向で積極的な取り組みをみせており、「IoT関連の中核企業としての位置づけ」(国内ファンド関係者)で継続的な買いも流入しているようだ。

■ウィルG <6089>  1,309円 (+52円、+4.1%)

ウィルグループ <6089> が大幅続伸。18日大引け後、同社のシンガポール子会社がオーストラリア人材関連会社の株式を取得し連結子会社化すると発表しており、オセアニア地域における人材サービス事業の拡大に期待する買いが向かった。取得するのはu&u Holdingsの株式60%と、その子会社NSWの株式19%。取得価額は16.4億円で、取得は4月下旬を予定している。u&uはエグゼクティブサーチ、IT、経理・ファイナンスなど12分野で政府機関や大手企業に人材紹介と人材派遣を提供している。17年6月期に大型採用プロジェクトを受注したことを契機に、紹介事業を拡大したことから収益性が大きく伸びているという。

■カナデン <8081>  1,221円 (+23円、+1.9%)

カナデン <8081> が続伸。18日の取引終了後に自社株の消却を発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回発表の自社株の消却は171万株(消却前発行済み株数の5.64%)で、消却予定日は3月25日。なお、消却後の発行済株数は2860万株となる予定だ。

■三井住友建設 <1821>  751円 (+13円、+1.8%)

三井住友建設 <1821> が続伸。同社は18日、ミャンマーでバゴー橋建設工事を受注したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。このプロジェクトは、ヤンゴン中心部とティラワ経済特別区を含むタンリン地区間を隔てるバゴー川に、日本政府開発援助(ODA)によって橋梁を整備するもの。請負金額はJV(共同企業体)全体で約280億円となっている。

■第一生命HD <8750>  1,640.5円 (+21円、+1.3%)

第一生命ホールディングス <8750> 、東京海上ホールディングス <8766> など保険セクターに買いが集まった。前日の米国株市場では大手金融株が買われ、全体相場上昇を後押ししており、東京市場でも配当利回りが高く、株価の出遅れ感も強いメガバンクや保険株などにリターンリバーサル狙いの買いが流入している。19日は海外マクロ系ファンドのリバランスの動きが広範囲にわたり、小売や電力ガスなどの内需株が冴えないが、そのなかで保険セクターは突出して買われ、33業種中で値上がり率首位となった。

■シーイーシー <9692>  2,405円 (+25円、+1.1%)

シーイーシー <9692> が3日続伸。同社は19日、セントラル警備保障 <9740> とセキュリティー分野での協業を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。この協業では、CSPの警備・防犯分野で培った“リアルセキュリティー”と、シーイーシーの豊富な“サイバーセキュリティー”を連携し、両社協力体制のもと、それぞれの顧客にサービスを提供することを目的としている。

■スタンレー <6923>  3,030円 (+31円、+1.0%)

スタンレー電気 <6923> が3日続伸。18日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回発表の自社株買いでは、上限を80万株(発行済み株数の0.49%)、または20億円としており、取得期間は4月1日から4月11日まで。株主への利益還元と企業環境の変化に対応した機動的な資本政策などの遂行を可能とするのが目的としている。

※19日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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