<注目銘柄>=スクエニHDは来期増益見通しで本格反騰に期待

材料
2019年3月20日 10時00分

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は昨年12月25日安値2766円を起点とした戻り歩調継続が期待できる。

2月5日に発表した第3四半期累計(18年4~12月)連結決算は、営業利益が117億2000万円(前年同期比65%減)と大幅減益だった。第3四半期までに「シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダー」「JUST CAUSE 4」など3本の大型タイトルを発売したが、「トゥームレイダー」や「JUST CAUSE 4」は開発費用に見合った販売計画に達しなかったとみられ、利益押し下げの要因となった。第4四半期発売の「キングダムハーツ3」は、世界でのパッケージ出荷とダウンロード販売本数の合計が500万本を突破するなど出足は好調だが、第3四半期までの状況から、通期営業利益予想300億円(前期比21%減)は下振れの可能性もある。

ただ、20年3月期については、採算性の良いMMO事業で昨年12月に配信を開始し足もと好調な「ロマンシング サガ リ・ユニバース」が寄与するほか、ファイナルファンタジー14の拡張版である「漆黒のヴィランズ」を7月に発売する予定で、これらが来期の利益押し上げに貢献しよう。市場予想平均の営業利益は374億円だが、400億円を見込む調査機関もある。増益転換見通しが株価にも好影響を与えそうだ。(仁)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.