神戸物産---1Qは営業利益が11.1%増、業務スーパー事業、神戸クック事業及びエコ再生エネルギー事業で増収

材料
2019年3月22日 9時37分

神戸物産<3038>は14日、2019年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.1%増の706.36億円、営業利益が同11.1%増の42.19億円、経常利益が同19.8%増の40.45億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.3%増の26.95億円となった。

業務スーパー事業の総店舗数は純増6店舗で819店舗となった。出店は関東エリアや九州地方への出店を中心に新規出店を進めると同時に、営業年数が長くなり老朽化した店舗の移転等を積極的にFCオーナーに勧めた。商品戦略は引き続き顧客ニーズに対応したPB商品の開発に注力しており、国内グループ工場や自社輸入商品の増強を図り、他社にはない商品の開発を進めた。この結果、売上高は617.93億円(前年同期比6.2%増)となった。

神戸クック事業は、外食事業において「神戸クック・ワールドビュッフェ」の総店舗数が純増2店舗で21店舗となった。中食事業では、日常の食卓の代行をコンセプトとして安全・安心・価格にこだわった「馳走菜」で出店1店舗、「Green's K」で退店1店舗となり、総店舗数は11店舗となった。この結果、売上高は5.45億円(同17.5%増)となった。

クックイノベンチャー事業は、QSCの強化を図り、安全・安心で顧客満足度の高い商品提供への取り組み強化と併せ、ブランド力が高い業態への業態転換、新規出店やFC加盟開発の強化に努めた。主力業態の焼肉業態では、「肉匠坂井」が計画通り店舗数を伸ばした。居酒屋業態は、業界全体の低迷などが影響し、不採算店舗の閉店を行った。この結果、売上高は76.88億円(同8.1%減)となった。

エコ再生エネルギー事業は、全国で14か所の太陽光発電所を運営し、約18.0MWの発電を行っている。また、北海道で木質バイオマス発電所を運営し、約6.25MWの発電を行っている。この結果、売上高は5.28億円(同298.9%増)となった。

2019年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.5%増の2,819.00億円、営業利益が同4.9%増の165.00億円、経常利益が同3.0%増の163.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.2%増の108.00億円とする期初予想を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.