東京株式(前引け)=朝高後に軟化、医薬品や金融株軟調で地合い悪化

市況
2019年3月22日 11時53分

22日前引けの日経平均株価は前営業日比45円83銭安の2万1563円09銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億5120万株、売買代金概算は1兆2697億8000万円。値上がり銘柄数は924、対して値下がり銘柄数は1101、変わらずは114銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、朝方買い優勢で日経平均が高く始まったあと、漸次下値を切り下げる展開を余儀なくされた。前日の米国株市場が高く、特にハイテク株比率の高いナスダック総合指数の上昇が目立ったことで、為替が円高方向に振れたにも関わらず半導体や機械株などの輸出セクターが上昇。内需では不動産株などが買われたが、医薬品やバイオ関連、大手金融株などが売られ全体の地合いを悪くした。なお、下値では3月期末の配当権利取り狙いの押し目買いなどが流入し、前引け時点の売買代金は1兆2000億円を上回るなど増勢にある。

個別ではソニー<6758>が軟調、武田薬品工業<4502>も売りに押された。ファーストリテイリング<9983>が安く、コマツ<6301>も値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も冴えない。ゼンリン<9474>が急落、シーイーシー<9692>も大きく売り込まれた。半面、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、キーエンス<6861>、SMC<6273>、安川電機<6506>などFA関連が値を飛ばした。東京エレクトロン<8035>も上値追い指向を強めている。このほか、廣済堂<7868>、クスリのアオキホールディングス<3549>、システム情報<3677>などが大幅高に買われた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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