NY債券:堅調、長短期利回り逆転で米景気後退への懸念
22日の米国長期債相場は堅調。長短期の債券利回り逆転を受けて、米国経済が12カ月以内に景気後退に陥るとの懸念が強まった。ドイツの10年債利回りは2016年来初めてマイナスとなり、日本国債の10年物の利回りも2016年来の低水準。米国債の利回りも連れて低下しており、3カ月物と10年債の利回り格差が2007年以来で初めて10を下回り、景気後退への警戒感も強まりつつある。
2年債利回りは2.32%(前日比:-9bp)、10年債利回りは2.44%(同比:-10bp)、30年債利回りは2.87%(同比:-10bp)で取引を終えた。
《TN》
提供:フィスコ