個人投資家・有限亭玉介:今気になる個別株の一部をご紹介【FISCOソーシャルレポーター】

市況
2019年3月23日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2019年3月19日10時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『今気になる個別株の一部をご紹介』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近、注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。

まずご紹介致しますのは、ANAP<3189>です。同社は若者向けカジュアル衣料の製造販売を手掛けております。現在まで不採算店舗を削減した事に加え、中国を皮切りとした越境ECへの注力が業績へ奏功している様子です。その上で自社データとAIを活用した業務効率化システム(在庫販売最適化パッケージ)の導入によるEC事業者支援にて、さらなる海外展開を目論むと見ています。直近3月には東証に貸借銘柄に選定された事で同社株式の流動性が向上した事に加え、ららぽーと沼津への新規店舗の出店の発表も、国内及び訪日客向けに自社製品のブランディングに努めている事が伺えます。現在25日線付近でもみ合う展開となっておりますが、今週で200日線を上抜けて足元を固める動きとなれば…なんて見方をしておりますよ。

続いて紹介するのは、メディカル・データ・ビジョン<3902>です。同社は医療機関向けの経営支援医療情報システムの他、製薬分野企業向けのデータネットワークサービス及び各種データ分析ツールなどを手掛ける、医療分野に特化したビックデータ関連ビジネスを展開しています。チャートは昨年11月の下方修正の発表から、成長期待の剥離により急落するも、今年2月に上方修正の発表も相まって25日線を下値サポートに戻りを試す展開が見られます。富士経済によると2025年までに8,259億円へと拡大が予想される医療ビックデータ市場において、同社は先行したシェア獲得に注力中です。その上でその成長はまだこれからといった見方も出来ると考えております。

3つ目にご紹介するのは、リンクバル<6046>です。同社は街コンイベントや婚活マッチングサービスアプリである「CoupLink」などの運営を手掛けており、ここ最近は元年婚に向けた需要高の思惑がある模様です。業績は好調ではありますが、利益鈍化懸念から昨年12月の高値1,765円から調整入りし、現在は200日線付近で揉み合う様子です。同社は今月5日の大引け後に東証1部への市場変更申請の形式基準の充足に向けて、立会外分売実施を発表し、翌日6日に一時売られるも、押し目買いが入り陽線を付けました。まだチャートは調整局面に見られますが、25日線を上抜くような動きもあれば打診として拾ってみたいと見ています。余談ではありますが、同社が企画する40、50代のミドル層向けお花見婚活イベント『目黒川桜散策』などの開催もある…との事で、あたくしの飲み会の諸先輩方にもご紹介しようかしら…なんて考え中です。

最後にさらにざっくりとご紹介。

ここのところ健康補助食品に関連する企業の業績が好調な中、総医研HD<2385>にも注目中です。2月22日に発表した中国流通企業との資本業務提携は相応に評価できるものと見ております。バイオ株としての思惑もありますな。

各種商品・製品に対するファンを対象に口コミなどの促進する為の企画・運営支援を手掛けるアジャイルメディア・ネット<6573>も監視中です。同社を含め、SNSなどに絡むインターネット広告関連企業の業績はここまで好調な傾向もあり、上場から長らく調整していた同社株もそろそろ反発の機運も出てくるのでは…との見方から監視中です。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.