今週は米中通商協議の進展に注目、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2019年3月25日 11時46分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

3/25付の「DailyOutlook」では、今週の主なスケジュールについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『今週は26日(火)に3月末に権利確定日を迎える銘柄の権利付最終売買日を迎える。3月末は本決算が最も集中する月であり、配当金や株主優待を実施する企業が多い。東証1部全体の予想配当利回りは足元で2.4%程度(年間ベース)とヒストリカルでみても高水準にあり、配当に対する魅力は高いと言えるが、個別株では同4%を超える高利回り銘柄も存在する。権利付最終売買日を間近に控え、駆け込みで株式投資を行う動きが活発化する可能性があろう』と伝えています。

続けて、一方、翌27日(水)は権利落ち日となり、理論上は権利を獲得した配当金の分だけ株価が目減りすることを挙げ、『今3月末の権利落ちの影響は日経平均で約173円と弊社では試算しており、株価の下押し圧力には留意しておきたい。逆に言えば、業績堅調な優良銘柄であれば、敢えて目先の配当の権利は狙わず、権利落ちで株価が下がった所に着目し、長期投資を行うタイミングと捉えることも有効な戦略であろう』と分析しています。

さらに、『その他、今週は28~29日にかけて予定されている米中閣僚級通商協議も要注目だ。長期化している両国間の交渉は前回までで相当程度進展しているとみられているが、今回の協議で更なる歩み寄りが確認されれば、リスクオンの地合いが強まる可能性があるだろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介しています。詳しくは3/25付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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