シンバイオ製薬は急伸、「トレアキシン」の腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置で一部変更承認を取得
シンバイオ製薬<4582>は急伸している。26日の取引終了後、抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」(一般名「ベンダムスチン塩酸塩」)に関して、腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置に関する一部変更承認を取得したと発表しており、これが好感されている。
現在、国内外で腫瘍特異的T細胞輸注療法の領域で新規医薬品の開発が進んでいるが、今回の承認によって、トレアキシンがこれらの新規治療の前処置として、患者に新たな治療選択肢を提供することが可能になるという。また、再生医療及び遺伝子治療の領域が加わることで、トレアキシンの血液がんにおける利用領域の更なる拡大が期待されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)