シンバイオ---抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」の製造販売の一部変更承認を取得

材料
2019年3月27日 17時19分

シンバイオ<4582>は26日、抗悪性腫瘍剤「トレアキシン(一般名:ベンダムスチン塩酸塩)」に関し、腫瘍特異的T細胞輸注療法における前処置としての処方を可能とする製造販売承認事項に係わる一部変更の承認を取得したことを発表。

同日付でノバルティス ファーマが、再発又は難治性のCD19陽性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病(ALL)および再発又は難治性のCD19陽性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に対する、国内初のキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法「キムリア点滴静注」(「キムリア」)の製造販売承認を取得しており、「キムリア」の発売後には、トレアキシンが前処置として使用されることが可能になるとしている。

同社によると、トレアキシンは悪性リンパ腫の標準療法としてバックボーン療法の位置づけを確立しつつあり、新たに再生医療及び遺伝子治療の領域が加わることによって、トレアキシンの血液がんにおける利用領域がさらに大きなものになると期待されている。

《SF》

提供:フィスコ

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