<注目銘柄>=ミヨシ油脂、販売先の開拓や新材料開発に注力

材料
2019年4月4日 10時02分

ミヨシ油脂<4404>は、食品事業と油化事業が2本柱。19年12月期通期の連結営業利益は10億1000万円(前期比35.6%増)となる見通しだ。

前期は記録的な猛暑などの影響で製パン・即席麺向け食用油脂の販売が苦戦したものの、今期は平年並みの暑さを前提に持ち直すと予想。足もとでは脂肪酸やグリセリンといった工業用油脂の需要が堅調で、家庭紙用薬剤や化粧品用クレンジング基剤なども伸長している。2月に発表した中期経営計画では、粉末油脂の活用を通じて冷凍食品・飲料分野を開拓するほか、化学合成やバイオテクノロジーなどの先端分野で幅広い用途が期待される次世代溶液のイオン液体をはじめとした新機能・新材料の開発を進める方針を掲げており、最終年度となる21年12月期の営業利益目標は17億円以上としている。

株価は底値圏から上放れしつつあり、直近では25日移動平均線と75日移動平均線とのゴールデンクロスが実現。一目均衡表では雲の上限を突破しており、投資妙味が増しているといえそうだ。(参)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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