東京株式(前引け)=小反落、上値で利益確定売り圧力表面化し朝高後に値を消す

市況
2019年4月8日 11時44分

8日前引けの日経平均株価は前週末比18円16銭安の2万1789円34銭と小幅反落。前場の東証1部の売買高概算は5億4067万株、売買代金概算は9041億1000万円。値上がり銘柄数は702、対して値下がり銘柄数は1331、変わらずは100銘柄だった。

きょう前場の東京市場は朝方はリスク選好ムードのなか、日経平均が2万1900円台を回復して始まったが、その後は国内機関投資家を中心とした戻り売り圧力が顕在化して値を消し、前引けは小幅ながら前週末終値を下回った。取引時間中に中国などアジア株は堅調に推移したが、為替が円高に振れたことが嫌気された。半導体関連株などへの利益確定売りが全体の上値を重くしている。また、銀行や保険株などの金融セクターも軟調な銘柄が多かった。

個別では任天堂<7974>が軟調、東京エレクトロン<8035>も売りに押された。武田薬品工業<4502>も冴えない。サムティ<3244>、エムアップ<3661>、ナブテスコ<6268>などの下げが目立つほか、ツガミ<6101>も下落した。半面、楽天<4755>が商いを伴い大きく上昇、ファーストリテイリング<9983>、キーエンス<6861>などの値がさ株も堅調。オンワードホールディングス<8016>が物色人気となり、ソースネクスト<4344>も売買代金を膨らませ高い。曙ブレーキ工業<7238>も大商いで上昇した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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