伊藤ハム米久が3日続落、国内大手証券は「2」へ引き上げ

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2019年4月10日 11時05分

伊藤ハム米久ホールディングス<2296>は3日続落している。SMBC日興証券は9日付で、投資評価を「3」から「2」へ引き上げた。ただ、目標株価は730円から690円へ引き下げた。株価には「マルチプルに底打ち感がある」としているが、同時に「ファンダメンタルに改善の兆しが見られない」とも指摘している。

投資評価引き上げの理由として、株価は1年先PBRが解散価値並みの0.8~0.9倍まで調整しており底打ち感が出ていることを挙げている。一方、同証券では加工業界が混とん状態にあるなか、同社に求める最適解は「真の意味での経営統合」としている。しかし、依然として製造・営業部門が、事業会社ごとに存在する状態、事業会社をまたいだ商品数削減など、機能統合は道半ばとしている。

19年3月期営業利益について、従来予想の210億円に対して会社側計画同様の150億円(前の期比30.4%減)へ、20年3月期の同利益は、従来予想の200億円に対して、前期推定比8.7%増の163億円になると予想している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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