伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月15日記)

市況
2019年4月15日 7時32分

日経平均株価は、前週末のNYダウの反発した流れを映して、寄り付き値が一段高となる公算です。

1月以降のジグザグの流れを継続中なら、3月4日の高値2万1860円が強く意識されている状況を継続していると推測できることから、寄り付き値での一段高を経過した後、4月8日と同様、すぐに上値を抑えられる展開になると考えられます。

弱気の展開になる場合、本日の高値がジグザグの動きの終点となって、今後の価格が下値を試す流れになる可能性があります。その場合、本日は、12日の始値2万1782円以下まで下げて、足型で弱気の抱き線の格好になる展開が考えられます。

一方で、本日、上値を試す流れのまま引ける場合、1月以降の上値、下値を切り上げるジグザグの動きが、上昇への準備期間となって、現在が勢いの強い上昇の流れへ入っている可能性が出てきます。

こちらの展開になる場合、目先は、一本調子の上昇場面となって、2万3000円を目指すと考えられます。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】

1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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