海運株が軒並み高で業種別値上がり率トップ、中国景気減速懸念の後退で見直し買い

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2019年4月17日 10時54分

日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など大手をはじめ海運株が軒並み高となり、業種別騰落率で33業種中でトップに買われている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は1月から2月にかけて大きく水準を切り下げ、その後も底練りが続いていたが、今月4日以降は戻り足を強め、15日時点で738まで回復、1月29日以来の水準となり底入れの兆しをみせている。これが同指数と株価連動性の高い海運株を刺激している。背景には政府の財政政策により景況感に回復色が見えてきた中国経済の存在がある。中国関連株が総じて買い戻しの流れに乗るなか、海運株もリターンリバーサル狙いの買いが誘導されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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