金価格が上昇に転じる可能性を示唆 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

経済
2019年4月22日 15時34分

皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は松永総研の週間レポートの中から「金市場の総括」という金市場についてのレポートをご紹介します。

レポートでは、『S&P500種株価指数が昨年秋に記録した史上最高値まであと0.8%に迫りましたので、昨年秋と今週の高値で「ダブルトップ」を形成する可能性』が高まったと示唆しています。続けて、『四半期決算による米国企業利益が2010年頃から増加傾向を長年続けてきましたが、今回の1~3月期決算発表で減少に転じる可能性も高まってきました』と分析し、『ここからは、「リスクヘッジ志向の 金相場」に注目かもしれません』と考察しています。

また、シカゴVIX指数(恐怖指数)に触れ、『今週になって11%台にまで低下しました が、10%台まで低下したのが昨年でも夏場に数日間だけでしたので、リスクオンの流れも、そろそろ限界かもしれません』と伝えています。

『世界最大の金ETFであるSPDRゴールドシェアの金現物保有量』の増減については、『4月17日時点の金現物保有量が3週間ぶりに増加しに転じましたので、あと数日間増加傾向を続けるようであれば、2カ月間続いた減少傾向が終了する可能性も高まります』とのことで、増加に転じれば金価格上昇につながるのではと分析しています。

そして、『米国株が失速するようであれば、リスク志向の原油市場を弱気し、リスクヘッジ志向の金相場を強気することも一考かもしれません』との見解を伝えています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の4月19日付「週間レポート」にまとめられています。週間レポートは会員限定となっており、メール情報会員となれば読むことができます。ご興味があればご登録ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《HH》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.